お知らせ

2024年10月の記事一覧

学校図書館整備支援(北条高校:第2回)の報告

10月8日火曜日に職員2名で北条高校の図書館を訪問しました。

最初に、図書館の状態や廃棄の進捗状況の確認、廃棄についての相談を行いました。
先生の方で、第2回訪問までに廃棄対象図書の選別を生徒と一緒に行い、約4,000冊の図書を廃棄されたそうです。
作業によって図書館が雑然としており、貸出冊数が減少していると落胆されていましたが、久しぶりに生徒の目に触れた本が多数あったという利点もあったとお聞きしました。

廃棄についてのご相談内容は、複数ある購入台帳への記入優先順と郷土資料の対象についての二点でした。
一点目については、県費購入図書台帳に優先して記入するのが良いとお答えしました。
二点目については、収集対象を旧北条市のことを記載している資料や旧北条出身者等の著書とし、その旨を図書廃棄基準の「廃棄対象としない図書 郷土資料」へ加筆してはどうかとお伝えしました。

次に、上記内容に従って、郷土資料の選定作業を行いました。
今回廃棄対象とした図書を利用される場合は、公共図書館を頼ってほしいとお伝えしました。

第3回の訪問では、図書委員の生徒と一緒に、図書の再配架や机のレイアウト変更を行う予定です。

【終了】パスファインダー「正岡子規について調べよう!」展示

正岡子規について調べよう!松山を代表する俳人・正岡子規は「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」などの俳句で有名ですが、短歌や文章など、短い生涯でたくさんの作品を残しました。

正岡子規について調べる時に、役に立つ資料や情報を載せたパスファインダーを作りました。掲載している本や、関連する本を展示・貸出しますので、ぜひご活用ください。

展示場所:1階子ども読書室
展示期間:8月31日(土曜日)から9月26日(木曜日)まで

 

 

パスファインダーについては、こちらをご覧ください。

「正岡子規について調べよう!」展示写真

【終了】「おはなしだいすき!」の開催について

令和6年度の「おはなしだいすき!」は終了しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

「おはなしだいすき!」とは、県立図書館が開催している定例のおはなし会のことです。
3歳からの子どもを対象とした内容ですが、どなたでもご参加ください!
内容は、絵本・紙芝居・素話(おはなしを覚えて語ること)・パネルシアター・エプロンシアター・手遊びなどです。一緒に楽しい時間を過ごしませんか?

・日時:第1、第3土曜日(休館中は除く) 午後2時から40分程度
・場所:キッズひろば(1階子ども読書室の横)
・実演:第1土曜日:県立図書館ボランティアおはなし☆グミ
    第3土曜日:松山おはなしの会

※感染症予防・荒天等のため、イベントが変更になる場合があります。
※参加申込は不要です。

開催日 実演
第1土曜日 おはなし☆グミ
第3土曜日 松山おはなしの会

 

 

 

 


(更新日:令和5年11月22日 最終更新日:令和6年10月24日)

ブックトークキット活用ありがとうございます!

愛媛県立図書館では、県内の小学校、中学校、中等教育学校及び高等学校などを対象に、「ブックトークキット」を貸出しています。「ブックトークキット」とは、ブックトークを簡単に実践することができるように、使用する図書・シナリオ・小物をまとめたものです。小学校低学年、中学年、高学年、中学生、高校生対象に計40セットをご用意しています。

今年度、宇和島東高校の図書委員会でご利用いただきました。
活用の様子は以下をご覧ください。真剣に・楽しそうに実演したり参加したりする姿が印象的です。
愛媛県立宇和島東高等学校ホームページ

ブックトークキットについては以下をご確認ください。
子ども読書支援センター
ブックトークキットのご案内.pdf

学校図書館整備支援(北条高校:第1回)の報告

7月30日火曜日に職員2名で北条高校の図書館を訪問しました。

北条高校は令和8年度には昼間二部定時制、通信制の生徒が入学し、しばらくは一つの校舎に全日制、定時制、通信制の生徒が学ぶこととなっています。そこで、学校図書館を今後入学してくる生徒に対応させ、より活性化させるために、古い蔵書の除籍・廃棄への助言をご希望でした。

     

まず、図書館内を見学し、今後の整備支援計画について相談しました。
担当の先生が生徒に聞き取りを行ったところ、生徒が望む図書館は「新しい本・きれいな本がある図書館」で、人の目が気にならないようなレイアウトだそうです。

次に、全国学校図書館協議会が制定した「学校図書館図書廃棄基準」に則って、北条高校の図書廃棄基準の見直し・改訂を提案しました。図書館の本は学校の財産であるため、なかなか廃棄しづらい部分がありますが、現在在籍している生徒が活用しやすい図書館にすることが最も大切であることをお伝えしました。

第2回訪問では、除籍予定資料の選定や図書の再配架等を行う予定です。